青ギス竿
今は、もう使われる事の無い釣り竿。
私が子供の頃にはほぼ絶滅してしまった
と、されていました。
確かに東京湾の青ギスは今見ることはなく
九州の一部に生息が確認される程度に
葛西臨海公園でちょっと違うなぁで写真を撮ったら
九州の青ギスでした、初めて生きてるのを見た!
まだ日本にいたんだ。って
洲に(浅瀬)に脚立を置いて上にのり青ギスを釣る
昔の旦那衆の釣りだったそうで、釣れると脚立の
上から海面までの長いフラシを下ろし
俺は釣れているぞ!
と、したそうです。
竿を見てみるととても、こじんまり作られ素晴らしい物です。
オーバーケースの竹の中に入れられ尻の肘掛を抜くと
中にすべての竿が収納できるようになってます。
竹でこれをするのですから大変でしょうね。
二本ありますが、同じ作りでは無く、ひとつは食わせ(えさ)
もう一本は すれ (引っかけ)になっています。
青ギスは食べることはなく引き味を楽しく釣りで
そのためよく引きを味わうため すれ で楽しんだそうです。
微妙に太さが違うのがわかると思いますが。
太いほうが すれ
細いほうが 食わせ です。
4本継ぎ、並継です、印籠継ぎしないのは軽くするためとか
今現在、東京湾にもう一度、青ギスをと運動されている人たちもいます
いつの日かまた、この竿が使える日が来るのか分りませんが
その日が来ることを、もっと奇麗に東京湾がなることを期待します。
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